ある日の夜
とっても体が冷えて眠れなかった。
お風呂に入ってもすぐ冷えてしまい、足湯に入ってもすぐ冷える。
足が痛くて痛くて、泣きながらドライヤーを当てた。
一向に冷えが治まらないので諦めて布団に入った。
うつらうつらしていると、ゴーーーっとドライヤーが動き出した。
もう怖すぎる!
しかしそのままにする訳にいかない。
急いで電源を切り、また布団に戻った。
なんだか嫌な予感がする。
そしてまたうつらうつらしていると、金縛りにかかった。
そして右側に気配を感じる。
恐る恐る見てみると、
バサバサになった髪
ボロボロの甲冑をまとい
青光りした落ち武者が立ち尽くしていた。
怖すぎて気絶した。
今振り返ると、いったいこの落ち武者は誰だったのろう?
場所から調べると、
○田氏? ○見氏?
立派な甲冑だったから武将さんだろうか?
表情からすると、負け戦だったのか?
もしかしたら、城を落とされた側の武将さんかもしれない。
もしそうなら、○見氏の武将さんだ。
無念だったね。
無念すぎて土地に居着いちゃったのかもしれないね。
でも、それからは出てこないから、
もう成仏されたようです。
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