「お姉ちゃん!ちょっと待って!いかないで!」と、半分泣きながら呼び止められた。
「窓があいた!窓が!ぎーーーって! (泣)」
引き戸の窓が勝手にあいたって。
やっぱり出たか。
どうもおかしいと思ったんだよね。
部屋に入った時、違和感があった。
ドアを開けるとまっすぐ通路になっていて、右側が部屋になっている。
通路の左側の壁と、部屋の右側の壁に鏡があり、合わせ鏡になっていた。
そして、そのルートはベッドの真上を通っている。
落ち着かないから、鏡にタオル掛けた。
それが良くなかったかな?
鏡が塞がれて通れないもんだから、窓から来たのね。
この方、日本人じゃないな。陽気な外国人さん。
驚かせて楽しんでるみたい。
でもさ、ほんとやめて!
テレビ番組がさ、戦争特番になったタイミングで出てくるのやめてよ。
ほんとに心臓飛び出ちゃうから!
ということで、妹もつれて、ホテルの自販機まで、ハーゲンダッツを買いに行きました。
ハーゲンダッツついつい食べたくなるんだよね。美味しいよね♡
邪魔が入りましたが、やっとアイスにありつけました。
そして、その後は何もなく、無事朝を迎えました。
気ままな女子二人旅。
その場所は、土地柄のせいか外国の風が吹いている。
港には、豪華客船が停泊している。
海風が気持ちいい。
ハプニングはあれど、いい旅になりました。